Sleep tight

ステエションズ vo,gt

2021.10.24

紅葉みたいな、いのちみたいな。わたしの瞳に、記憶に、残すことすら出来ないような閃光を、爆発を、永遠のような一瞬を、視ていた。降る轟音を聴くときに似ていた。いのちそのものを視ているようで涙が出た。できるだけ月に、空に近い場所へ登る。先輩のバンドの歌詞を思い出す。じぶんのこころに嘘はつけないのだ。スヌードを持ってきてよかった。夏も冬も寒さにやられてしまう。これからの季節、首だけは死守しないといけない。ひかりばかりを視ている。秋はまばたきくらい短く、目の前に居たのかも分からないくらいの速さで過ぎていった。冬に染まった空気を肺いっぱいに吸い込んで振り返る。わたしの世界は、シャッタースピードを遅くしたようだった。ねむることをまた好きになりたい。