Sleep tight

ステエションズ vo,gt

ぜんぶ置いてゆく

安っぽいメロンアイスの蓋のいろを未だ覚えている。朝四時の磯丸水産は多分わたしたち以外誰も居なかった。クリアできるまでコンティニューしたホラーゲーム。たぶん言い出せなかったのかも知れない、解散二十分前に話してくれた大事なお話し。愛しい温度だ…

2023.4.29

日々をとりこぼしたくなくて、新しい年になってから毎日アプリで三行日記を書いている。三行と書いているけれど一行のときもあれば百行の日もある。一週間分を思い出しながら纏めて書くときもある。ゆるいけれど取り敢えず四ヶ月間続いていて、見返すたびに…

2023.1.5

十二月は一週にいっぺんは更新するぞ!と思っていたのに全くもって達成できずに年が明けた。明けましておめでとうございます。忙しいことは有り難いけれど単にわたしの時間の遣い方の問題かも知れなくて。どうしよう。アクセス解析を見るに年が明けてから誰…

2022.12.13

太陽みたいなひとがすごく好きだ。月のようなひともすごく好きだ。ハナレグミ的表現になってしまうのだが、わたしの心の真ん中を射止めることにこれ程ドストライクな表現が他に無いので引用させて頂くと、真昼の月のようなひとがものすごく好きだ。よわいま…

2022.12.1

購読していたブログが無くなっていた。いつもうるさいくらいに元気な女の子の泣きそうな顔をはじめて見た。記したいことが大小関係なく次から次へと浮かぶのはしあわせなことで、そのスピードにわたしはどうしても追いつけない。前に楽しいと思えたことが今…

2022.09.21

ふわっとしているようでしていない、死はいつだっておとなり。 "TOKYO CALLING 2022"の前日。ちゃーりーと電話をしながら重たい機材を引いて梅田を闊歩していた。雨は降っていない。最寄り駅周辺はわたしが駅についた途端に暴風と雨で白く霞んだ。ラッキー、…

2022.08.06

起床。何となくSNSを開くと三時間が経つ。黙祷さえ出来なかったからSafariを開いて検索をかけた。まだ百年も経っていないんだ。身の回りに起こる小さな対立すら終わらせられないのに、何故繰り返さないと言えるのか。きみとの約束ひとつさえ守れないのに、ど…

2022.07.21

こんにちは、みなさん。お元気ですか?むかしの文章を読み返すと変な真面目さの本領を発揮していてとてもにがい気持ちになります。皆はうまくかわせることを深くまで考え込んでしまう癖はこれまで生きてきた中で密かにしていたわるい予想を遥かに上回るわる…

2022.06.03

書きたい!と思いながらなかなか書けないでいたらもう三ヶ月も経っていた。ちょっと忘れてしまっているものもあるけれど最近はとても楽しくて、あたらしい発見もたくさんあって、わたしが生きているという感じがする。 失くしたと思っていたものがふたつも出…

2022.03.02

火をすこし弱める。冷蔵庫から出したての卵をゆっくりと湯に沈めると頭の部分がすこし飛び出した。水が足りなかったらしい。卵がお風呂に入っているみたいだ。お玉で上から湯をかける。殻をむきやすくするために入れたひびが拡がっていた。改めてゆで卵だけ…

2022.02.22

2222年2月22日22時22分22秒にはわたしも友だちも好きなアーティストもいますれ違ったひとたちもみんな死んでいるのだと思うと信じられない気持ちになる。みんないつか死んでしまうけれど2222年もツイッターでは猫耳を付けた女の子の自撮りが沢山上がるんだろ…

2022.01.28

殺してやりたいと思うことがある。もちろんほんとうにひとを殺したい訳ではない。誰しにもある衝動というかたぶん若さ特有の何か。うるせえ黙れ!みたいな。全員殺したい、ぶっ刺したい、という気持ちを心臓の隅っこの奥の奥の方に内在させたまま何年間も生…

2022.1.20

わたしの見送りをするために外に出た祖母の第一声は「月!きれい!!」だった。雲のない快晴に白くひかっている満月。前にも何かの帰り道、夕方に見た虹を祖母がいちばんに見つけて喜んでいたことがあった。わたしは上を見ているひとって意外と居ないなと考…

2022.1.13

明けましておめでとうございます。もう年が明けて十三日も経っていることに驚く。新年の挨拶も四日くらいまでで、その後に今年はじめて会った方々にはいつも通りお疲れ様です〜と言っている気がする。何となく年末年始は休んだほうがいいなあと思った。でも…

2021.12.21

さむいなあ、と思う。すぐ傍に残るものはたくさんあるのに、さむいなあと思う。口元まで布団を引き上げて目を閉じたらすこし涙が出た。二十歳を越えてからさみしくて泣くことなんか無かったのに。わたしにもかわいい一面があることに驚く。じぶんのことでも…

2021.12.20

独り相撲の語る愛とやらに、笑いも出来ない。心酔している瞳を真正面から見る。瞳の奥を見てみたいと思う。ポルノグラフィティの曲に「瞳の奥をのぞかせて」という曲がある。大好きな曲だ。わたしを含めたにんげんは基本的に気持ち悪いのだから別に珍しいこ…

2021.12.11

ゆめをみていた。随分と都合の良いゆめを、なんどもなんどもみた。覚めなくてよかったのにとおもうこともあるけれど毎朝きちんと起きて支度をした。ほんとうに、ほんとうにたくさん泣いた。眠る前に泣くと目が腫れるので極力避けたいのだが、気付けばなみだ…

2021.11.1

バンドをしよう!という話になって、学校の練習室に三人で入ったときの動画を観た。わたしはバンドを組むというよりはセッションをする、一緒に音を鳴らしてみるという感覚で入っていたけど、これが後の「ステエションズ」になっていた。わたしはアコースティ…

2021.10.24

紅葉みたいな、いのちみたいな。わたしの瞳に、記憶に、残すことすら出来ないような閃光を、爆発を、永遠のような一瞬を、視ていた。降る轟音を聴くときに似ていた。いのちそのものを視ているようで涙が出た。できるだけ月に、空に近い場所へ登る。先輩のバ…

2021.10.10

やさしさについて小一時間考えている。やさしさとは。考えても分からないので調べてみた。トップに「人を思いやる気持ちがある、配慮ができる、利他的である」…と出てくる。なるほど、と思う。気付くことも、寄り添うことも、適切な表現で主張をすることも、…

2021.10.04

涙が出るくらいに綺麗、という体験を初めてした。人生で初めて自分の足で向かい、ひとりきりで行った海は十月なのにとても暑くて、砂浜で飲むビールが最高に美味しかった。本当は八月、遅くても九月中には行きたかったのに行けないままで、それでも今更海に…

2021.10.03

知らないあいだに夏が終わっていた。というのも八月後半からコロナ陽性になったからなのだが、とにかく寝込んでいて記憶が無い。覚悟を持って夏を終えることが出来なかったのがとても寂しい。覚悟と言ってしまうと大袈裟なのかも知れないが、わたしは夏のこ…

2021.08.09

無性に聴きたくなってばらの花を流した。どこで聴いてもくるりは良いし、西日が部屋に差しているのが更によかった。夜明け前に駅前で見た空は地獄のようないろで、泣かないようにリーガルリリーの新譜を繰り返し聴きながら帰った。夏の空独特のくっきりとし…

2021.08.02

どうしても牛丼が食べたかった。牛丼並のチーズトッピングにAセット。仕事が終わる前から吉野家のことしか考えられなかった。夜の炭水化物のドカ食いはあまり良いとされないらしいので少し思いとどまったが、最近は筋トレも頑張っているしバチは当たらないは…

2021.06.17

モスバーガーは丁寧な味がして美味しいけど量が足りない。最終はマクドに落ち着く。花火はゆっくりビール飲みながら見たい。出来れば有料の席で見てみたい。お寿司はいつ食べてもどこで食べても美味しい。悲しいことや辛いことのあるないに関わらずよく泣い…

2021.06.12

宣言が延長されても生活は死なないし、日々は回る。基本的に控えてはいるけれど音楽以外の用事でも外に出る。いつどこで誰がどうなるか分からないし、万全な対策や予防をしてもじぶんが他者に迷惑をかけてしまうかもしれない。こわさを抱えたまま毎日生きて…

2021.05.16

髪を切りたい。あんなに可愛かった髪型(当社比)が気付けば毛量の多いボブになってしまっている。十二時間前に近畿地方は梅雨入りしたらしい。ステエションズが集まる日も機材の運搬が大変になりそうだ。いつもお世話になっている階段は雨が降ると滑りやすく…

2021.04.01

おなじ感覚を知っているからこそ、すごく気持ちが分かってうれしいということを実感した日だった。じぶんを信じているのに何となく燻ってしまって動けなくなるわたしを、そうではないよと救って貰えた日でもあった。どの月でもついたちというのは新しい気持…

2021.03.08

打ち合わせついでに地元のモール、と言って良いのかわからないが、モールに寄った。春休みだというのに殆ど客がいないが、それでも化粧品売り場にはちらほらと客が見える。普段ここにひとりで買い物に来るということが無い。と言うか、最近の基本的な外出は…

2021.03.08

いつもはiPhoneから更新しているはてなブログを久しぶりにパソコンから更新してみたい、と思った。普段はYouTubeを観るくらいでしかパソコンを触らない人間なのでタイピングもきっと遅くなっているだろう。二月にあったライブの精算時に諸事情で振込先を入力…