Sleep tight

ステエションズ vo,gt

2022.12.1

購読していたブログが無くなっていた。いつもうるさいくらいに元気な女の子の泣きそうな顔をはじめて見た。記したいことが大小関係なく次から次へと浮かぶのはしあわせなことで、そのスピードにわたしはどうしても追いつけない。前に楽しいと思えたことが今はあまり楽しく感じられないこと。人対人の関係に接した月日の長さはあまり意味をもたないこと。発しないというそれだけのことで全てがこわれてしまうかもしれないこと。見ないふりをして蓋をしたものは気付いたときにはそらすことの出来ない大きな大きな壁になってしまうこと。目を覚まさないのにわたしを知っている手。眠るふりをして泣いた日。獰猛な熱を捉えたときにどうしても高ぶる癖が年々きれいに増している。ただ涙脆いだけかも知れないけれど。今年はわたしが生きてきた二十余年の中で最も速く感じた一年だった。去年の秋頃からのことをわたしはよく覚えていて、何ならちょっと前くらいのことのようなそのくらい近い感覚が一年経つ今も残っている。ある意味青春で、最低で、一瞬を閉じ込めたみたいな冬だった。寒かった気もするけどそれはあまり覚えていない。スヌードをしていたから寒かったんだろうな。 

久しぶりに文を書いたらよくわからないことばかり書いてしまったので十二月一日のことを書く。歌う魚にて弾き語りのライブだった。ひとりで歌うことを納める日。東心斎橋はちょっと通るのに勇気が要るのでいつも椎名林檎かAge FactoryかGEZANを聴いている。強い曲を聴くとそのテンポに合わせてずんずん歩くことが出来るから。歌う魚スタッフのマユカさんはわたしがまたひとりで歌いはじめるきっかけになったひとで、最近仲良くしてもらっている。とんでもない量のお酒を飲むのですごいなあと思う。バンドを始めて世界が広がったような、目の届く範囲が大きくなったような。前よりいろんな人と話が出来るようになった。まわりの人が優しいだけなのだけどわたしも少しずつ変化できていたらいいなと思う。対バンしたいなと思っていた人や会ってみたかった人のステージを観ることが出来て、話をすることが出来てほんとうによかった!好きだなと感じたときに好きだと発信することは誇張無しで本気でひとを生かしてくれるから、わたしもそんな人になりたい。沢山のうれしい言葉を貰って心があたたかくなった。うれしい。うれしいと感じることをわたしも誰かにしたい。相手に届くように真っ直ぐ伝えることは本当に大事なことだ。

一日に書き始めたのに気づいたらもう一週間経っている!書くことでそのときのこころを閉じ込めることが出来てうれしい。その日はほこほこした気持ちで家に帰ったあとレモンサワーをあけた。東京で貰って帰ってきたまま飲んでいなかったやつ。遠征の話もまた書きたい。結局は生活をおもしろがっていたいし柔らかく居たいし、会いたいひとに会いたいし、振り返ったときのわたしはいつもけらけら笑っていて欲しい。笑顔の方が似合うよって言ってくれたひとのやさしい顔をずうっと忘れないでいたい。考え込み過ぎずにシンプルに、素直に居れることはむずかしいけどたぶん単純なことだ。それがむずかしくなるのが大人になってしまう、と表現されることのひとつなのかも知れない。取り敢えず年内は週一で文章を書きたい。たのしいので。纏まりがないのに読んでくれた誰かに沢山の愛を!どうかぐっすり眠ってね。