Sleep tight

ステエションズ vo,gt

2021.03.08

打ち合わせついでに地元のモール、と言って良いのかわからないが、モールに寄った。春休みだというのに殆ど客がいないが、それでも化粧品売り場にはちらほらと客が見える。普段ここにひとりで買い物に来るということが無い。と言うか、最近の基本的な外出は何かしらの機材を持っていることが多いので、はなから何処かに立ち寄るということを諦めてしまっている。生活に必要なものさえも岩より重い腰を上げないと買うのを躊躇ってしまうので、今日こそは、と一通りのものを買った。レジ袋が有料になってから本屋やドラッグストアの店員さんは紙袋に商品を入れてくれる。それを抱えて歩くと、ジブリのヒロインだとか外国でパンを買ったときのような気分になるのですこし嬉しい。帰宅してから母にこのことを話してみたがまるで理解されなかった。死にかけの充電ケーブルさえも未だ買い換えていなかったぐらいなので、今年中にこの腰の重さを何とかしたい。

わたしは見ず知らずのひとが書いた文章が好きだ。小説も好きだが最近はエッセイも読む。そのひとが今まで生きてきた中で感じたことや得たことを読むことで、何故かすこし安心する。面白くて立ち読みし過ぎてしまった本を今月中には買おう、と思い本屋を出た。三月になったがまだ夕方は寒い。未だにスヌードを手放せずにいる。