2020.05.29

レコーディングが終わった。久しぶりの京都は割に賑やかで、ノースリーブのワンピース一枚で歩いているひとが居るぐらいには暑い。someno kyotoのスタッフさん達は今夜の竹原ピストルさんのライブ配信に向けて、忙しそうに動いていた。見たことない機材が増えていて何故か緊張した。録音自体は三時間程で録り終えることが出来たが自分の歌やギターは何回録っても納得できない。歌詞や場面が変わると歌のニュアンスも違ってくるしピッチより何より一番大事な部分だなあ、と毎度思う。録音は大変だがたのしい。今回はsomeno kyotoのクラウドファウンディング限定コンピレーションアルバムAに収録させて貰う楽曲の録音だった。とにかく正直に、シンプルに歌詞を書いてお風呂に入りながら作曲をした。シンプルだからこそ歌で表現することがとても難しかったけれど、良い曲になったので是非聴いて欲しいなと思う。someno kyotoはMisakiとして活動する上で初めてワンマンライブを決めた場所で、わたしの中でとても大切な場所。クラウドファウンディングは6/25迄なので是非、御支援宜しくお願いします。(https://camp-fire.jp/projects/view/259156‬)  なんかここだけ敬語になってしまって文体が面白くなってしまったけど気にしないで欲しい。

午後六時、鴨川はいつも通り等間隔に二人組が座っていて、一際目立つ外国の方たちがギターとバイオリンでセッションをしていた。スタバに寄ろうかと思ったがなんとなく辞めて電車に乗る。窓から見える広い芝生に電車の影が落ちているのが綺麗で、西日に照らされながら筋トレをしている男子学生や記念撮影をしている親子が居て、ドラマのワンシーンみたいだった。西日が次第に落ち着いて、空がコットンキャンディのような不思議な色に変わる。やっぱりコーヒーが飲みたくて最寄駅のドトールに寄った。わたしが財布の中身を確認している間にご丁寧にも紙袋に入れて用意をしてくれていたので、家に着いたら飲もうと思う。